始まりは先月末にアパートのポストに投入されたチラシでした。
競売物件を銀行と直接話して、競売にかけられる前に確実に購入する
代行をするというもの。
提案物件の中に、現在住んでいる所から至近距離の物件で、
敷地65坪、5LDK、築30年、
最低落札価格88万円!
更地なら坪10万円は下らない地区です。
何より、3人目が産まれたところなので5LDKの間取り物件は願ってもない話!
早速チラシの番号に電話すると、即当日に訪問して頂きました。
話を聞くと、競売落札価格っていうのは、
いつも大体最低売価の1.7倍くらいになるので、
このケースですと150万円で銀行と話をつけられるとの事。
買った後に、登録税だの司法書士のお金だのと、
今回の物件は間借りしている人間がいるので、立ち退き交渉などの費用を
ひっくるめてプラス70万くらい。
計220万円で5LDKの家が購入可能という話。
事前にネットで調べると、裁判所のサイトに確かに競売物件はある。
仲介人の会社は創業27年目。
来た人は60才くらいの、恰幅の良いしっかりした感じの社長さん。
おじさんの目の前で銀行に電話をすると、そういうケースもあるとの返事。
220万円ならなんとか用意できる。
これは・・・、ラッキーチャンス!?
その翌日に立ち退き交渉費用と印紙代だか手続き費用だかで50万円を渡し、
今日、午後に購入後の手続きの確認を銀行に行って話す事になっていました。
お昼ご飯を早めに食べて、タバコを吸っていると、
嫁の叫び声が!
「ちょっとーー!!早くきてーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
赤ん坊を落としでもしたのかと思い行ってみると、
TVのニュース「○○住宅開発㈱が、詐欺の容疑で家宅捜索を受けました」
嫁「あの会社だよね!」
私「そうだね???」
TVのニュース「社長の、高田某は現在取調べを受けており・・・」
嫁「あの社長だよね!」
私「マジか!!!」(半笑い)
とりあえず銀行に確認すると、
担当「○○住宅開発というところと話をした事はありませんが・・・」
(爆笑)
とりあえず警察に確認すると、
警察「電話してきたのはあなたで6人目です」
(大爆笑)
いやー、腹筋痛い。
たまたま今日明日と連休だったので、
自分で裁判所に行って競売の手続きをしてきました。
明日警察に被害届けを出しに行く予定です。
物件の賃借人がゴネたら、即キレる予定です(冗談です)
いやー。
わはははははははははは。
こーゆー出来事って、意外に笑えるんですねー。
良い経験になりました。
ではまた。
皆様には、
本当に幸せな事が雪崩のように起きますように。