2008年7月14日月曜日

大事な存在

「三つ子の魂百まで」とは、「人間は何事も小さいうち、最初のしつけが肝心だよ」ということの例えですね。
母親がしっかりと子育てしないといけないという社会的なプロパガンダに使われてきたとか何とか。
三歳児神話とも言うらしいのですが、今日は、新三歳児神話についてのお話。

複数の友人のサンプル分析結果に基づく3つの根拠をあげて、この説を立証してみます。

根拠
(1)アヒルのヒヨコ理論
(2)パパいや!の根拠
(3)騙されている子どもたち

◆根拠(1)
なんでこのことに気づかなかったのでしょう。アヒルのヒヨコは、母親に限らず動くものにくっついていきます。
刷り込みって言うらしいですが、人間の子どもも、生まれた瞬間から母親に刷り込まれています。
さらに、授乳というスキンシップで、子どもにとって母親は生きる為に必要不可欠の存在になります。

◆根拠(2)
(1)の状態が1年以上続き、父親にとっては悲劇的な状況が訪れます。
多くの父親が経験する「パパいや!」です。
この時点でのパパ対ママの得点差は逆転不可能にも見えます。

◆根拠(3)
しかし、授乳が終わり離乳食への移行、ここからがパパのショータイムです。
ここで最も大切なのが、「給餌」と「時間の共有」です。

根拠(1)(2)をおさらいして下さい。
ママと子どもの間にどんな関係が結ばれているかを。
「給餌」と「時間の共有」を離乳後、3歳まで続けることで、父親=絶対的存在になることを私の友人たちは証明してくれました。

今、彼らは自由奔放な生活を楽しんでいます。彼らの子どもたちは、3歳までに父親の存在を十分刷り込まれ、朝しか会わない彼らを「いいお父さん」だと錯覚しています。
多くの父親が、子育て上、最も重要な時間を無駄にしてないでしょうか。「新三歳児神話」ご理解いただけたでしょうか。

仕事をしなければならないお父さん達にとって、子供達と接触する時間は限られたものに
なりがちです。

記憶に残らないくらい幼い頃から、「自分の世話をしてくれる大事な存在」
言い方を変えれば「絶対的な保護者」としての関係を築きあげてしまうのは
非常に大切な事だと考えます。

いくつになっても子供は子供ですから。

ではまた。
あなたに幸せな事が雪崩のように起きますように。